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洗濯物を取り出したのに、ハンガーは向こうの部屋。
もし毎回そこへ取りに行く流れなら、洗濯機のそばに、空のハンガーを置く場所を作れないかな?
この用途で候補になるのが、山崎実業の「マグネット洗濯ハンガー収納ラック タワー」です。磁石が付く平らな面へ取り付けて、洗濯に使うハンガーをまとめる製品。通常型とSがあり、同じ幅と奥行きでも、高さや収納部の寸法、耐荷重が違います。
大きいほうなら全部入る、と選ぶ前に、手元のハンガーを一度見よう。厚みも形も違うから、本体が入る場所と、ハンガーを出し入れする場所の両方が必要なんです。
ここではホワイトの品番3623と3690を、メーカーの現行仕様で比べます。実際に取り付けた感想ではなく、買う前の選び方と置き場所の準備。まずは、干す前に使いたいハンガーを手元へ集めるところから始めようね。
通常型とS、違うのは高さと収納部のつくり
二つとも名前がよく似ているので、まず並べよう。
通常型は高さ46cm、Sは高さ26cm。ここは20cmの違いがあります。
通常型のホワイトは3623、Sのホワイトは3690です。楽天の販売店では通常型をMサイズと表記している場合もありますが、この記事ではメーカーの商品名に合わせて通常型と呼びます。売り場でMを見つけたら、品番3623かを照合してね。
幅と奥行きは、どちらも6×8.5cm。
ということは、Sへ変えたら厚みのある隙間に入りやすくなる、とは言えないんだね。差がある高さと、同じ幅・奥行きを分けて見ておこう。
| 比べる項目 | 通常型・ホワイト3623 | S・ホワイト3690 |
|---|---|---|
| 本体サイズ | 幅6×奥行き8.5×高さ46cm | 幅6×奥行き8.5×高さ26cm |
| メーカーの収納部内寸 | 各段の奥行き8×高さ22cm | 奥行き8×高さ24cm |
| 本体重量 | 520g | 295g |
| ラックの耐荷重 | 3kg | 2kg |
| フックの耐荷重 | 一つあたり250g | 一つあたり250g |
| 付属品 | マグネット一つ、フック三つ、木ネジ二つ | マグネット一つ、フック三つ、木ネジ二つ |
通常型は各段の内寸が示され、Sは一つの収納部の内寸が示されています。外側の高さだけを見れば通常型が大きいけれど、収納部の高さはSが24cm、通常型の各段は22cm。
あっ、ここ! 大きい本体の一段が、Sより高いわけではないんだ。
数字を一つだけ拾うと見落としやすいところです。
長めの部分があるハンガーや、折りたたんだピンチハンガーを考えるときは、本体の高さ46cmをそのまま収納部の高さだと思わないようにしよう。収納したい物の形を測り、各段やSの内寸をそれぞれ確認します。
普通の衣類用ハンガーでも、薄い針金状のもの、樹脂で厚みのあるもの、肩の部分が広いものなどがあります。メーカーのページに収納例があっても、手元の種類が全部同じ数で入るとは限りません。
ここでは何本まで収納できる、という数は決めません。商品のレビューに書かれた本数を、自宅のハンガーの収納保証へ変えないでね。形と厚みが違えば、詰め方も取り出す時の余裕も変わります。
まず、いつもの洗濯で使う分を集めよう。予備もまとめて全部持ってくるより、干す前に本当に取りたい分を一組にします。薄いものと厚いものが混ざっているなら、それぞれ別に重ねて、束の厚みも見てみよう。
仕様の出典は通常型のメーカー案内とSのメーカー案内です。購入時には販売ページの品番と選択したサイズを照合してね。
選ぶ方向は、まず必要な高さが取れるか。次に、手元のハンガーをどう分けて置きたいか。縦方向へ二段使うなら通常型を候補にでき、低めの一段でまとめるならSを比べられます。使う物と置く高さを決めてから、サイズへ進もう。
洗濯機横に本体が入ることと、ハンガーを取れることを分けよう
本体の奥行きは8.5cm。
壁との間がそれ以上あれば大丈夫、と思いたくなるけれど、まだ測ることがあるよ。
取り付けたラックへ、ハンガーを掛ける。そのハンガーへ手を伸ばす。一本を取る。そして戻す。この動きまで考えると、本体の寸法だけでは使う空間が分かりません。
取り付け位置は、磁石が付く平らな面がメーカーの条件です。洗濯機の側面でも、付けたい高さの面がその条件に合うかを見てね。丸くなった場所、凹凸のある場所を、平らな面という条件へ勝手に含めないようにしよう。
次に、洗濯機の周りに必要な空間を、その機種の取扱説明書で確認します。側面にラックを付けるために洗濯機を壁へ寄せ直したり、給排水ホースの位置を変えたりする前に、元の設置条件を見よう。ラックを付ける条件と洗濯機の設置条件は、両方確認するものです。
測る順番の提案は、取り付けたい高さの平らな面、壁までの空間、洗濯機のふたや扉の動き、手を入れる方向。床に近いところだけ測ると、上の給水栓やホースにぶつかる場所を見落とすことがあります。
通常型の高さ46cmの範囲に何があるか、Sの高さ26cmの範囲に何があるか。紙に本体の大きさを描いて、予定の位置へ合わせてみてもいいね。紙が収まったら、今度は実際のハンガーをその周辺へ持ってきて、出し入れの動きを考えます。
紙は位置を確かめるためのもので、耐荷重や磁石の保持力を検証できる道具ではありません。大きさの確認と取り付け後の状態確認は、別の段階として進めよう。
収納した時、ハンガーの肩の部分が本体からどちらへ張り出すかも見てね。細いラックなので本体は収まっても、収納物はその幅に収まるとは限りません。壁に引っかかって取れない位置なら、向きや場所を見直します。
干す作業の場所も関係します。洗濯機の前で一枚ずつ掛けるのか、かごへ移して物干し場へ持っていくのか。同じラックでも、前者なら洗濯物を持ちながら手が届く位置、後者ならハンガーを一組取り出して運べる位置が候補になります。
片手が洗濯物でふさがっている時を想像してみて。
空のハンガーを取るために、体を深く横へ入れないと届かないなら、その隙間は置けても使いにくいかもしれない。
ここは、新しい収納を増やす前に判断したいところです。手が届く側面がないなら、洗濯機横という場所にこだわらず、使うハンガーをまとめる別の置き方も考えよう。
メーカーは木ネジを使う壁面設置も案内しています。ただし、磁石が付かない壁へ何でも取り付けられる、という意味ではありません。柱、板壁、裏側に水平サンがあるプリント合板など、示された壁面条件を確認する必要があります。
その方法を選ぶ場合は、壁材や住まいの取り付け条件を先に確認してね。今すぐ磁石で洗濯機へ付けたい人と、壁へ固定する人では準備が変わります。
設置できそうな場所が二つあるなら、使う時の一連の動きを両方で比べよう。見た目がよい場所と、毎回手を伸ばす場所が同じとは限らない。置きたい所へ物を合わせるより、取る動きができる所を選びます。
縦向きと横向き、戻したい物から向きを決める
このラックは、縦向きだけでなく横向きでの使用もメーカーが紹介しています。
同じ製品で向きを変えられるので、置ける面の形と、まとめたい物を一緒に考えられるね。
横向きで使う時には、付属のフックを使ってブラシなどを掛ける案内があります。フックは三つ付属しますが、一つにつき250gという別の耐荷重があります。ラック全体の3kgや2kgを、一個のフックへそのまま使わないようにしよう。
まずはハンガーだけをまとめたいのか、洗濯バサミや掃除用具も置きたいのか。ここを決めよう。掛けられそうな物を見つけるたびに追加すると、ハンガーを取る場所のはずが、別の物を動かさないと使えない場所になりかねません。
通常型の公式ページでは、ピンチハンガー、お掃除ツール、バスブーツの収納にも使えると案内されています。ただし、その用途の例があっても、手元の大きなピンチハンガーが必ず入るとは言えないよ。折りたたんだ形と収納部の寸法を見て判断します。
洗濯に使う普通のハンガーが最優先なら、その取り出す場所を先に確保する。フックへ掛ける物は、その動きを邪魔しない範囲へ置こう。道具を一か所にそろえることと、全部の道具を一つのラックへ押し込めることは別に考えられます。
| まとめたい物 | 向きを比べる時に見ること | 別に確かめる条件 |
|---|---|---|
| 衣類用ハンガー | フック側から取る動き、束の厚み | 本体と収納物の寸法、ラック耐荷重 |
| 洗濯バサミ | 戻す場所と取り出す場所 | 一緒に置く物がハンガーを邪魔しないか |
| ブラシなど | 横向きでの付属フックの位置 | フック一つあたり250g |
| ピンチハンガーなど | 折りたたんだ形と張り出し | 収納部との適合、重量 |
向きを変えると、必要な横幅と高さの使い方も変わります。通常型を横向きにするなら、縦向きで46cmの高さだった部分が、横方向へ使われる形になる。取り付ける時には、商品の向きに合わせて本体を置ける面を見よう。
ただ、ハンガーまで含めた張り出しは、表の本体寸法を入れ替えるだけで決まりません。最後は収納した物の形と、手を動かす方向を確かめます。
買う前のメモには「縦向きにしたい」「横向きにしてフックも使いたい」と一言添えておこう。同じ商品の写真を見ていても、想像している使い方が違うと、必要な場所も違ってくるからね。
縦・横の使い方を確認して、洗濯ハンガー収納ラックを楽天で選ぶ
通常型のメーカー仕様では、耐荷重は衝撃をゼロとした静止耐荷重と明記されています。3kg以内ならどんな取り方でも大丈夫、という意味ではありません。掛かっている物を勢いよく引いてラックごと動かす使い方を、表示の重量だけで正当化しないようにしよう。
ハンガーの収納数を決めるなら、最初からぎゅうぎゅうに詰めず、一本ずつ取る動きも見ます。厚いものを一つ取ると隣の物まで付いてくるなら、置く量を減らす、種類を分けるという方法がある。
収納スペースの余りを埋めるために、余分なハンガーを集めなくてもいいんだよ。毎回使う分が取り出せる量を、その場所の基準にしてみよう。
空のハンガーが戻るところまで決めたら、置き場所の完成へ
干す前に取りやすい場所ができたら、次は洗濯物を取り込んだ後。
服を外した空のハンガーは、どこへ戻す?
洗濯機横へ置く案でも、この戻る流れが決まっていないと、結局別の場所へ積まれるかもしれない。干す時に使う場所と、服を外す場所を一緒に思い浮かべよう。
例えば、服を外すのが物干し場なら、空のハンガーを一組にして洗濯機のそばへ戻す段取りが候補になります。クローゼットで服を外すことが多いなら、洗濯用のハンガーと、服を掛けたまま使うハンガーを分ける方法も考えられます。
これは家庭の動きに合わせる提案で、ラックを付ければ誰でも片付けが成功する、という話ではありません。自分の手順に、戻す動作を一つ置くための考え方です。
一枚のメモに、干す前に何本くらい使うか、どこで服を外すか、どこへ戻すかを書く。使わない予備を別の場所へ置くなら、その場所も短く書いておこう。数を統一するために、まだ使えるハンガーを全て買い替える必要はありません。
通常型とSで迷いが残る時には、高さ46cmの場所を確保できるのか、26cmのSでいつもの一組を置く計画にするのかへ戻ろう。本体が大きいほうが、手元のハンガー全てに適するわけではない点も思い出してね。
楽天の検索結果には、同じシリーズの別製品や、色の違う商品も並ぶ場合があります。ホワイトの通常型3623と、S3690を比べているこの記事では、販売ページの選択欄もそこへ合わせて確認します。
価格の安い表示だけを見て通常型だと思わず、選んだサイズ、色、個数、送料を最後に見る。ハンガーなどの小物が付属するかも、商品内容で確認しよう。今回確認した販売店は、ハンガー等の小物は付属しないと案内しています。
購入して設置する時は、付属の説明書に沿って取り付けよう。ここで紹介した商品ページの仕様だけでは、全ての取り付け作業やお手入れ方法を代わりに案内できません。外し方や手入れは、届いた製品の説明を確認して進めます。
取り付け後も、動く、ずれる、取りにくいという状態があれば、そのまま本数を増やさず中身を外して確認する。耐荷重に収まっているかだけでなく、付けた面や収納物の引っかかりも見直そう。
最初はいつもの洗濯で使う一組から。ラックへまとめて、取り、戻す動作をしてみる。服を持っている時に届くか、隣の物をどかさず取れるか、空のハンガーを戻せるか。この三つを見れば、買う前に考えた場所が実際の動きと合っているか確認できます。
一度で全てを仕上げようとせず、引っかかった動きに合わせて量や位置を調整してね。洗濯機本体の設置条件を変えなくては使えない場所なら、その場所の収納案を見直します。
干す前に、必要なハンガーがそばにある。
取り込んだ後に、空のハンガーが戻る。
目指すのは、その二つがつながる置き場所です。まずは、今いつものハンガーがある場所と、洗濯物を外す場所を見てみようか。そこから通常型とSを比べると、選ぶ理由を自分の動きに合わせて決められるよ!